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ビジネスエンジニアリング専攻(前期課程)

ビジネスエンジニアリング研究(Advanced Work in Business Engineering)

課題の設定から問題解決策提案までを、自らの判断で遂行させることで、技術のマネジメントを具現化できる人材を育成することを目的とする。BE専攻の専任教員と学内外の連携教員とが綿密に計画し設定した課題に対し、4〜5名のグループワーキングで取り組む。一年間を通じてグループで一つの課題に取り組み,報告会で発表し,討論会で議論することで,問題発見能力・プロジェクト計画能力・プレゼンテーション能力・コミュニケーション能力・問題解決能力などを養う。


プロジェクトデザイン論(Project Design)

「ビジネスエンジニアリング研究」の導入科目としての位置付けで、チームで研究・プロジェクトを立案し、設計・遂行する上で必要な方法論を教授する。チームビルディング、アイデア発散・収束法、ロジカルシンキング、情報整理、スケジュール管理、議論の仕方、プレゼンテーション・報告書作成などを演習を交えながら学ぶ。また、Eラーニング教材(グロービス 学び放題)も活用し、論理的に考える力、マーケティング、経営戦略、定量的思考力、会計、リーダーシップ力、組織マネジメント力、グローバル環境等のビジネススキルの基礎を修得する。

※本講義の資料はこちら


テクノロジーデザイン論(Design Topics Technology)

新しい知価社会における技術開発・設計の在り方について,製品コンセプト,求められる機能,必要な生産方法から,そのビジネス展開に至るまで,従来の先端技術が辿った進化のプロセスと対比しながら学習する。特に,産学連携や異分野連携など,従来とは異なるパターンの技術革新の必要性・重要性についてケーススタディーとグループ討論を交えながら学ぶ。

※本講義の後2時限目にある「テクノロジーデザイン演習」とセットで講義・演習を実施するので、演習とセットで受講することを強く推奨する。


テクノロジーデザイン演習(Exercise on Technological Innovation)

新しい知価社会における技術研究開発の在り方について、製品コンセプト、求められる機能、必要な生産方法から、そのビジネス展開に至るまで、On The Job Education(OJE:実践型演習)形式で学び、問題発見・解決能力、横断的思考、企画能力、コミュニケーション能力の向上を目的とする。

※テクノロジーデザイン論の履修をしていることが条件である。


材料物性技術知(Technological Knowledge on Material Science)

物質(主に固体)がイオン・電子から構成されている材料学や物性論の技術知に立脚し、高エネルギー量子(電磁波・光子・粒子)に応答して特性変化がどのようにして起こるかを学ぶ。

※物質科学の学部レベル講義(物性論、固体物理、材料科学などのどれか)を履修していることが望ましい。


イノベーションデザイン実践(Practice for Innovation Design)

指導教員が抽出する実社会活動の課題、あるいは受講者の修士論文研究課題を題材として、調査・分析と教員を含めた少人数班での討議を重ね、それらのソルーションがイノベーションに繋がる成果となるように、課題解決のための行動あるいは研究計画の精密化を行う。


ビジネスエンジニアリング特別講義(Special Topics on Business Engineering)

人間生活に関わる物財・情報から都市・地域環境までも含めたものづくりに関して,技術者・利用者の知である技術知をマネジメントし,異分野融合・連携を含めた新しい工学的研究開発から経営学的戦略構築を行い,社会や経済の活性化に貢献できる人材を育成することを目的に,各界の第一人者に来校頂き,特別講義を行う。


知的財産権(Intellectual Property Right)

いまや企業にとって知的財産マネジメントは経営の中核課題の一つになっている。特に変貌の激しい先端技術分野における知的財産問題への対処のあり方は,これらの分野で新規事業を開拓することを目指す企業経営に大きな影響を与える。このような変化を予測し,企業経営に役立てるためには,最先端の知財戦略や制度に関する理解度を深める必要がある。企業で生み出される知識をどのように経営に生かしていくのか,欧米の戦略への対抗軸,海外における知財保護の問題など,それぞれの課題において知財戦略のブラッシュアップを図り,さらには知財経営を成功させる新たなビジネスモデルの構築についてケーススタディーを交えながら講義を行う。

※この講義の後4限の知的財産権演習とセットで講義・演習を行うので、両者セットで受講されることを強く勧める。


知的財産権演習(Exercise in Intellectual Property Right)

各人が設定したテーマ(修士論文テーマ等)について、実際に特許明細書の作成、特許戦略モデルの構築、各人のテーマをビジネス化する際に障害となる特許を無効にする方法など、OJEとして実施する。

※この講義の前3限の知的財産権とセットで講義・演習を行うので、両者セットで受講されることを強く勧める。


技術融合論(Technology Fusion)

既存工学では異分野の技術要素を融合し,多用な嗜好,環境や地域の安全等を重視する知価社会に向けた新技術開発に必要な手法について,ニーズとシーズの両面から技術要素を融合できるように最新の科学技術から原子炉まで幅広く実例を挙げて講義する。ナノテクノロジーの現状を説明し,シーズの特性を理解させバイオ,IT,エネルギー,環境などの分野へ展開する手法を段階的に講義する。エネルギーや情報通信における環境問題を例に挙げ,その問題解決に必要な特性を認識させ,他分野技術を検索し転用する手法を実例を挙げて講義する。講義と並行して、シーズベースあるいはニーズベースの技術融合を演習形式で行う。


知価社会論(Knowledge Value Society)

我が国は、国内の企業間で技術開発競争を繰り返し、産業化を促進し、経済発展を果たしてきた。しかし、東西冷戦の構造が崩壊したあと、世界経済はグローバル化が進み産業構造も変化したため、企業活動も国内だけでは限界があり、グローバルマーケットを視野に入れ、企業間も競争と同時に連携しながら産業技術戦略を立てることが必要となった。価値の中心が「もの」から「知や情報」に移行する知価社会においては、「知」を中心に広範囲のものを統合したソリューションを創造することが必要となった。つまり、イノベーションを興すためには、技術革新に加えて、「知や情報」にも価値を置き、マーケットニーズを理解し、ビジネスモデルを構築することがますます重要となってきた。


材料分析学(Material Analysis)

材料研究を行う上で必要な分析法について、その原理から実際の応用例まで、広範な知識を得ることを目的とする。主に無機材料の分析法について学習するが、学生のニーズに応じて柔軟に対応する。


機能創成デザイン論 (Design of Functional Materials and Composites)

新しい知価社会における技術開発・設計の在り方について,従来のプロダクトアウトだけでなく、製品コンセプト,求められる機能、あるいはそのビジネス展開を考える機会とする。それを実現するのに必要な材料やプロセス開発の戦略を構築する手法について学ぶ。企業からの講師によるケーススタディ紹介も交える。後半では、受講者自身が課題発見、課題解決に向けての調査・分析、提案を行い、一連の成果をプレゼンテーションするとともに、全員で討論する。


材料創成論 (Adaptive Materials Systems)

近年の製品の高機能化・多様化にともない、その構成材料に対する要求も厳しくなってきている。一方、様々な分野で、従来材の改良に加えて新たな材料の開発も進んでおり、様々な新素材が実用化されている。本講義では「ものづくりおける材料創成のあり方」を、医療からエレクトロニクスに至る幅広い広い分野について、そこに使われている材料の例を紹介し、製品・用途から見た各材料の利点・問題点について講義する。


リスク評価論(Advanced Risk Management and Reliability)

組織の安定運営を図るために、「知的財産権マネジメント」と「リスクマネジメント」の2つは極めて重要であり、車の両輪にも例えられます。ものづくりにおける研究・開発において戦略的な意思決定を行う上で、リスク評価は不可欠であり、リスクマネジメントとリスク評価手法の理解が必要である。本講義では、リスクを評価する上で重要となるリスクマネジメントの考え方とその実践について、企業からの外部講師と共に演習や討論を交えて概説し、リスク評価手法の基本的能力の習得を図ることを目的とする。

※本講義の資料はこちら


創生コラボレーション・コミュニケーション論(Theory of Origination from Collaboration and Communication)

知の創世やマネジメント、さらには合意形成プロセスにおいて、知識の移転という動的過程と人間同士の体面的接触を中心とした組織的過程が重要である。その手段としてのコミュニケーションの過程としてのコラボレーションに関する理論を講義すると同時に、グループワークを通じて応用力を養う。またコラボレーションを生み出す手段としてプレゼンテーション及びプレゼンテーション資料(企画書)の作成は重要である。これらの技術についても演習にて習得を目指す。


社会空間デザイン論 (Theory of Social Space Design)

都市・地域空間をデザインするためには人口・経済・立地・交通など様々な視点からのアプローチし、都市を理解することが重要である。本講義では講義、GIS演習、都市施策・不動産開発の調査と他地域への展開を提案する演習、これらの講義と2つの演習を通して基礎的な知識と応用力を身に着けることを目的とする。


都市・地域再生論 (Theory of Re-Designing of City & Region)

20世紀の間に都市社会は近代化によって大きな発展をみせたが,そのような発展を担った地域・地区が20世紀末以降,衰退化の傾向を見せている。その要因は経済のグローバル化や高度に発達した産業・流通システムと都市社会のミスマッチなどにある。そのような衰退化傾向にある地域・地区の再生や都市構造の再編が持続的な社会の発展には不可欠であり、そのためにとるべき方向について、国内外の動向を踏まえながらデザインとマネジメントの両面から論じるとともに、都市地域再生を検討する演習を通して応用力を養う


プロジェクト企画論 (Project Planning)

都市開発や地方創生、一般企業での新規ビジネスなど、「目的・期間・組織・資源の一定の制約の中で実施する業務=プロジェクト」の企画立案、およびその推進にかかるマネジメントの方法やマーケティング手法、事業収益性分析の方法について、具体的事例を用いながら講義する。


情報分析法基礎 (Introduction on Information Analysis)

ビジネスにおいては大量のデータから情報の本質をつかみ、的確な判断の材料とすることが必要とされている。本講義では、情報収集から解析に至る情報分析手法を理解し、生産管理や品質管理に応用する能力の習得することを目的とする。


国際ビジネスと標準化 (International Business and Global Standardizations)

今後の日本産業における国際比率の維持向上は重要な課題であり、国際標準化の果たす役割が大きい。本講義では、国際標準化の分類・組織や標準化分野の現状を把握し、国際ビジネス展開上必要となる新しい標準化の考え方を中心に講義と討論を行う。特に、これまでのような機械や電子部品製造を中心にした標準化とビジネス展開には限界が見えはじめているため,さらなる産業の発展に向けたパラダイムシフトの必要性と方向性をさぐる。


技術経営概論(Introduction to Management of Technology)

技術を市場で事業化する力、ベンチャー起業へつなげるための基本的スキルと応用力を養成 するために、技術や知的財産等のマネジメントに関する講義と演習を行う。


組織管理 (Management of Organization)

本コースの目的は、組織に関する基本的な理論枠組みを概観するとともに、具体的な事例への適用を通じて、組織管理の実践に役立つ知識を獲得することである。本コースで主に取り扱う組織論の理論枠組みとしては、組織構造に関する理論、組織と経営環境との関係に関する理論、および組織変革の理論である。これらの理論枠組みを用いて、実際の組織管理の事例についての理解を深めることを目的とする。


ヒューマン・リソース・マネジメント (Labor Economics)【英語での開講】

Managing human resources is critical to the success of modern business organizations. The purpose of this course is to provide an overview of human resource management especially from strategic and international perspectives. The topics covered in this class include staffing, compensation, performance appraisal, training, labor relations, and global human resource practices.


アカウンティング/ファイナンス (Accounting/Finance)

会計・ファイナンスに関する基礎知識の習得
■アカウンティング・パート
アカウンティングとは,企業の経済活動を,貨幣額を用いて計数的に測定し,その結果を報告書にまとめて利害関係者に伝達するためのシステムである.その報告書は,主として1時点の企業の財政状態を表す貸借対照表と1期間の経営成績を表す損益計算書から構成される.これらの報告書は財務諸表と呼ばれ,たとえば株式に投資を行おうとする投資家の銘柄選択などの意思決定に役立てられるのである.アカウンティング・パートでは,どのように財務諸表が作成されているのかを学習することを目的とする.
■ファイナンス・パート
企業の資金調達方法には、株式発行・債券発行・銀行借入などがあるが、企業がどのように資金を調達できるかは、資金の出し手である投資家の行動によって決まる。ファイナンス・パートでは、資産市場において投資家はどのように行動するか、それによって債券や株式などの証券の価格がどのように形成されるか、企業はどのようなプロジェクトを選択するか、そのためにどのように資金調達を行うか、について基礎理論を講義する。


マネジメント・コントロール (Management Control)

マネジメント・コントロールとは、組織の各階層のマネジャー(管理者)がそれぞれの目標を達成するために、彼(女)が管理する組織の構成員が適切な戦略を実行するように影響を与えるプロセスである。この講義では、マネジメント・コントロールに関する基礎的な知識を身に付けることを目的とする。またその基礎として、製造業の会計の基礎である原価計算についても説明する。


ストラテジー/マーケティング (Strategy/Marketing)

マーケティング・マネジメントの概要について詳細を学習する。マーケティング環境とマーケティング手段(4P)に分け、それぞれの内容を詳しく学習する。


統計基礎 (Basic Statistics)

経済・経営学で必要な基礎的な統計について学ぶ。


オペレーションズリサーチ/マネジメントサイエンス (Operation Research/Management Science)

オペレーションズ・リサーチやマネジメント・サイエンスの分野で開発された代表的な手法を習得すること。


工学英語T(English for Engineering I)

大学院で習得する学習・研究能力を国際的な場に発展させるために、英語による理解・表現の基礎能力を養成することを目的とした授業を行う。具体的には、マルチメディア型学習システムを用いた技術英語の修得と、CLE(授業支援システム)による課題提出を通じた科学技術論文作成の基礎を学習する。

※オンライン学習の形態をとる。


工学英語U(English for Engineering II)

大学院で習得する学習・研究能力を国際的な場に発展させるために、英語による理解・表現の応用能力を養成することを目的とした授業を行う。具体的には,専門分野の論文の読解や作成、研究成果に関するポスタープレゼンテーションやディスカッションなどを含む。国際会議等での英語によるコミュニケーション能力の基礎を養成する事を目的とする。

※受講希望者が多数の場合、人数調整を行うことがある。また「理工系大学院生のための海外研究発表研修コース」に参加することによっても、工学英語Uの単位を取得することができる。詳細は国際交流推進センターに問い合わせること。


ビジネスエンジニアリング専攻(後期課程)

ビジネスエンジニアリング特論 (Advanced Intellectual Property in Engineering)

知価追求へ変貌する社会を支える技術のあり方や,企業での取り組みについて論ずる。企業にとって知的財産マネジメントは経営の中核課題の一つであるが,その対処には,最先端の知財戦略や制度に関する理解度を深める必要がある。特に,企業で生み出される知識を経営に生かしていくビジネスモデルの構築については,技術予測を含める必要がある。これらのことをケーススタディーを交えながら講義する。


テクノロジーデザイン特論 (Advanced Technological Innovation)

新しい知価社会における技術開発・設計の在り方について,プロダクトアウト・マーケットイン両方の観点から考える。実際に受講者が従事しているプロジェクトを題材に、技術開発戦略などを再考察するきっかけとしたい。


知価社会特論 (Advanced Knowledge Value Society)

人間環境を,政治・経済・法制度・歴史・文化などの社会的環境ならびに,自然や人工構築物によって空間的に構成されるものと位置づけ,その環境の空間的なフィールドにおいて,「人間と人間」「人間と自然」「人間と技術」「人間と(個性をもった)個々の場所」の共生のあり方について述べる。それにより,人間と環境のかかわりあいを洞察し,持続可能な都市および居住環境のあり方を講義する


技術知マネジメント特論 (Advanced Technological Knowledge Management)

多様な個人の好みを満足させるように込めた知恵がモノの価値(知価)を決める知価社会において、工学的研究を深めるだけでなく、異分野の融合・連携の視点を加えて研究成果を社会に還元しイノベーション創発に繋ぐための技術・知識・意欲の体系としての「技術知」を涵養する。