News Update

研究室について

  • 本グループは2022年度新設の研究室となります。
  • PIの篠崎は国立研究開発法人 産業技術総合研究所 (関西センター)ナノ材料研究部門の主任研究員を兼務しており、配属学生は産総研でも研究をしています(産総研の個人HPも併せてご参照ください)。

篠崎グループの目標と取組

非晶質(ガラス)のナノ構造をコントロールすることで飛躍的な高強度化や光機能性などを実現した世界トップレベルの革新ガラス素材・部材を開発

材料合成から評価までを一貫して行い、PDCAサイクルを構築しながら機能性の向上と、そのマテリアルデザイン指針の構築を目指す

国立研究所産業技術総合研究所とも連携し、産学官連携や知財戦略など、社会実装を意識した教育・研究活動を行う

ゼミ・研究について

  • 本専攻では学部と異なる分野の研究室に配属される学生も少なくないと思います。ゼミでは基礎的な内容からしっかり勉強します(昨年度はM1前期にW.D. Kingeryのセラミックス材料科学入門、M1後期に研究テーマに沿ったテキストを学習)。また、学会等の主催する各種セミナーにも積極的に参加します。M1の後期には高い専門性が身に着くことでしょう。
  • 研究では、とにかくチャレンジすることを基本方針としています。手を動かし模索しながら学ぶことで、専門知識だけでなく、未知の物事に取り組み答えを出す力が身につきます。

学会発表、論文発表について

  • 国内学会や国際会議での成果発表や原著論文発表で積極的にアウトプットすることを推奨します。研究の最前線で、しっかりとした専門性を身に着けましょう。

研究プロジェクト例

  • 科研費 基盤研究(A) 「ガラス結晶化と固体イオニクス工学を融合協奏した革新的ナトリウム系全固体電池の創製」[代表者: 長岡技科大 本間剛准教授](2022-2025)
  • 科研費 基盤研究(B) 「急冷過程でのガラスナノ結晶化を実現するガラス構造設計とそれを用いたデバイス創成」[代表者:篠崎健二](2022-2024)
  • 科研費 挑戦的研究(萌芽) 「特異応力場の時空間的分散構造による超高強度ガラスの創成」[代表者:篠崎健二](2021-2023)
  • 科研費 基盤研究(B) 「有機無機ペロブスカイトナノ粒子を利用した新規放射線誘起蛍光体の開発」 [代表者: 秋田大 河野直樹講師] (2021-2023)
  • JST さきがけ 「ナノスケールの組成ゆらぎ設計による超低脆性ガラスの創製」 [代表者:篠崎健二](2019-2022)

Contact

研究室説明・見学のご希望の方は、気軽にご連絡ください
対面・オンラインいずれでも、随時承っています。

〒565-0871 吹田市山田丘2-1  US1棟
大阪大学 大学院工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻

篠崎健二(Shinozaki Kenji)
居室 : US1-505
電話番号 : 06-6879-4077
メールアドレス : shinozaki
最後に@mit.eng.osaka-u.ac.jpをつけてください