講義
Lecture
2019年度の講義は日本語のみでの開講となります。
All lecture are taught in Japanese.
社会のあらゆる分野において、指導的地位への女性の占める割合について「2020年30%」の目標が掲げられていますが、STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics、いわゆる理系)の中でも特に女性の割合が少ないエンジニアリング系では、上位職として働く女性エンジニアは更に少数であるという現状があります。
なぜ少ないのか、には様々な理由が考えられます。集中講義「インクルーシブ・リーダーシップ」では、受講者がこの様々な理由を理解したうえで、将来技術系のリーダーとして組織に影響力を持つ存在となるよう自らの意識と行動を変えるきっかけをつくります。
本学大学院生と社会人がともに学ぶことで、双方にとって各自のキャリア形成に関する新たな気づきにつながることが期待されます。
講義テーマ例

リーダーシップ 講義/演習

チームワークの社会心理学

イノベーションと技術経営

イノベーション・知識創造経営

フューチャー・デザイン学

オープン・イノベーションで切り拓く新事業創造
●リーダーシップ 講義/演習
多様性を強みに転換できるインクルーシブ・リーダーシップを核にリーダーシップ論とともに女性がリーダーシップを発揮する上での2つの壁(外なる壁と内なる壁)について学ぶ。演習では、組織行動における自分らしいリーダーシップを獲得し発揮するための方向性やアクションを体験学習する。
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●チームワークの社会心理学
チームワークの測定方法、発達、成果との関係に関する社会心理学研究概要を学んだ上で、優れたチームワークを育成する方法についてゲームを交えて体験的に考える。
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●イノベーションと技術経営
イノベーションとは新しい価値を創出することであり、そのために必要なのが「ものづくり」と「価値づくり」である。近年特に問題になっている価値づくりに焦点を当て、模倣されない中核能力の構築と新たな顧客価値の創出について学ぶ。
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●イノベーション・知識創造経営
AI時代の現代では、暗黙知を源泉とする非認知スキルとそれを発揮して新たな知を創造する場づくりと、実現したい未来から発想しその実現に向かう実践的なリーダーシップが必要である。イノベーションに深く関係する日本発の経営理論である「知識創造理論」について事例や対話を交えて学ぶ。
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●フューチャー・デザイン学
持続可能な自然と社会を将来世代に引き継いでいくための社会の仕組みをデザインする新たな学問領域「フューチャー・デザイン」の考え方を学び、演習を通して将来世代の視点やビジョン設計を体験する。
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●オープン・イノベーションで切り拓く新事業創造
オープン・イノベーションは既存事業の深耕と拡大を実現させうる。テーマ創造型と技術探索型の2つの型を紹介するとともに、オープン・イノベーションを推進させるために必要なマインドチェンジ、枠組みづくり、新事業創造について学ぶ。
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